こんにちは、望月俊孝です。
本日は「豊かさを増幅する原理」をお届けしましょう。
私は3人姉弟の末っ子です。
昭和30年代生まれ(東京オリンピックが小学校1年生)なので、
ケーキを食べるのは3人の誕生日とクリスマス・イヴ、
そして特別なお客さんが来た時くらい。
家族5人で分ける、あるいは3人で分ける時はもう大騒ぎ。
決戦状態。
なぜかって、言うと平等には決して分けられないのです。
じゃんけんで勝つか、負けるかで、大きさも違えば、
チョコやいちごがいくつ載っているか、天と地の差でした。
ケーキという大きさが決まっているとその奪い合いで、一人が勝てば、二人が負ける。
3等分する母親も必死!
世の中にある豊かさの総量が決まっている、それも限られている、
しかも年々厳しくなっていると思うとどうしても「欠乏感」を感じてしまいますね。
そして誰かが豊かだ(大きなケーキを持っていく)と自分の取り分は減ってしまうと思いますね。