こんにちは
望月俊孝です。
本日は「★作文しかなかった」を投稿しました。
作家遠藤周作さんのこんなエピソードをお伝えしましょう。
「通信簿が丙の子を、なにをもって慰めようと思って、
で、『おまえは作文が好きなんだから』っていう
ことばっかしいってくれたんですよ」 (遠藤周作)
中学は名門・灘中学に進むが、 当時の灘中はまだ受験校ではかった。
クラス編成は能力別編成で 入学当初はA組だったが、4年では最悪のD組。
しかも、卒業の時は188人中、186番。
授業中に居眠りするのは常習で、 ときには今川焼きを買いに出たりして 先生にこっぴどく殴られた。
試験では、、、、。こんな話まで。
「あるとき、教師が大きな声を出して、
『いまから遠藤の答案を読み上げるからよく聞け! これで俺がいからずにいられるか!』と言って
『三角形の二辺の和は、他の一辺より大なることを証明せよ』 という問題に対するぼくの答案を読み上げた。
それは 【まったくそうである。ぼくもそう思う】 と書かれてあったんだ」
(『狐狸庵うちあけばなし』)
このように試験では 「迷」答案を出すので、 頭をポカリとやられる。
ただ、国語の授業だけは目を開けて聞いていた。
遠藤氏が『東海道膝栗毛』や『浮世風呂』を
手にとるようになったのは、
この国語の先生の影響もあるが、
母親が励まし続けた効果も 計り知れないことだろう。
ライフワークのヒントはこんなところにあるのかもしれませんね。

望月 俊孝
夢実現と癒しのスペシャリスト 望月俊孝です。
夢を叶える宝地図提唱者
レイキ・ティーチャー(国際レイキ普及協会協会・理事長)
エネルギー・マスター 提唱者
フォトリーディング(R)・インストラクター

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