こんにちは。
望月俊孝です。
今から18年も前(1995年)の話になりますが、
2000冊の本が我が家に届きました。
みかん箱くらいの段ボール 20箱分。
当時は2Kのアパートに住んでましたので
すべてをアパートに入れてしまうと
住む場所も寝る場所も無くなってしまうので
10箱は我が家で、
残りの10箱は実家で預かってもらいました。
◆なぜ2000冊もの本が届いたのか!?
僕は、長年、自分の本を出したいと思っていました。
そして18年前、自費出版で、
★182万円を払って、2000冊買い取り
★著者印税は初版は ナシ(0%)
★挿絵、イラストなどもすべて出版社ではなく自分で準備
(友達にイラストを描いていただき、写真は自分で撮りました)
★もちろん、出版社の広告は ナシ
(一生懸命、自社で広告を出しました (*^_^*) )
という今の私からは考えられない厳しい条件で、
出版にまでこぎつけました。
たまたまセミナーや講演を行っているために、
1年以内に増刷されて、現在まで、17刷となり、
さらに新書版・文庫版にもなり、
累計で10万部を超えるまでになりました。
しかし、もし 1年以内に増刷されなかったとしたら、
初版の7,000部で終わっていたことでしょう。
そして次の本の出版はとても難しかったことでしょう・・・。
182万円を支払って、しかも買い取りをするという条件でしか
出すすべがなかった???
そんなはじめての出版。
(ブログやfacebookやメルマガもなく、編集者さんに
ひたすら、原稿を送るしか、目に入れていただけない時代でした)
時間も労力も掛かりましたが、それが予想以上に売れたことで次に、
ごま書房さんからお声をかけていただけました。
紆余曲折がありながらも、やがて印税をもらえ、
店頭にもいろいろなところで平積みになりました!
アパートにダンボール20箱運びこまれた時には
「この先、何年かかって売るのだろう・・・」
というのが本音でした。
本を出すと「人生変わる」と言われてますが
僕の場合はどうだったか? お話しますと・・・