こんにちは。
望月俊孝です。
本日は「夢を叶える読書法3」をテーマに
メッセージをお届けしましょう。
昨日からの続きになります。
私が、どのような観点で 『夢を叶えるための読書法』を行ってきたのか?
夢を叶えるために
・知識を得る
・行動する(行動を起こす)
・行動を持続する
ことを心がけてきました。
それでは、今日は 「テーマを持って読む」ことに焦点をあててみましょう。
これはフォト・リーディングでも強調されることの一つです。
本を読む時に、明確な目的・目標を持って読みましょう。
(ここでは鑑賞するための読書を語っているのではありませんので、、、。)
それもできればテーマや目標を紙に記しておくことも大事になりますね。
(ノートを用意しておけばネタ帳にもなりますね)
すると必要な情報がキャッチしやすくなります。
時には目に飛び込んでくるようにさえ感じますね。
つまり情報処理が早く、 必要なところがパッと発見しやすくなる効用があります。
これは脳の構造上、そうなっているのです。
(人間の神経システムには、自分にとっての重要度に基づいて遮断する情報と
受け入れる情報をふるい分ける装置が組み込まれている。
網様体賦活系・RASと呼ばれる脳の活性化ネットワークで、
毎秒、毎秒五官に入ってくるおびただしいメッセージのなかの
どれを意識するかを決定する役割を果たすものだ。
『望めば、叶う』ルー・タイス著、因みに良書です。)
ただ、それだけではありません。
そのように意識しているテーマなので、頭の中で整理され、
しかもインパクトが強い、印象に残りやすいことなので、 長く記憶に留められますね。
時々、このようなことがありませんか? 読書でもあるいは講演でも、、、
「イヤー、面白かった。ところで、どんな内容だっけ?」ってことが、、、。
つまり面白かったことは覚えているけれど、
実際には何一つ日常には活かせるどころか、 何も覚えていない、ということが、、、。
それを防ぐためにも、この本からどんなことを知りたいのか?
それをもし持って読めるのならば、素晴らしいと思います。
今、たまたま手元にある『ザ・プロフィット』には、
はじめに『読者の皆さんへのお願い』としてこんなことが書かれています。
『自分の会社のビジネスを念頭に置き、
以下のような問いを想定して読むことをお勧めします。 (中略)
●自社のビジネスはどの利益モデルを使っているか?
●競争相手のビジネスはどの利益モデルを使っているか?
●もっと利益を上げるために、現在の利益モデルを使って 新たにできることはないか?
●まったく新しい収益源をつかむために、新しい利益モデルは使えないか?
●自社は業界のなかで、まったく新しいユニークな利益モデルを つくれないだろうか?」
さて、このようなことが書かれていてそれを想定して読めば、
やはり深く読めるに違いありませんね。
また、例えば、楽天日記を書かれている方ですと、
あるいはメルマガを発行されている人ですと、
当然ながら、何か書くネタはないだろうか?
などと自然に考えているので、
本の読み方が変わったなんて人もいるのではないでしょうか?
するとやはり、頭の中にテーマや目的があるので、
本を読む時に深く読めるようになり、 頭にも残るようになりますね。
講師や来談者と話すようになってから、
そして社長やリーダーになって話す機会が増えてからは、
やはり本の読み方が変わってきているのを感じます。
また、講座などで申し上げるのが、
「今回の内容の最も面白かった、有益だった部分を
今晩、明日、家族や社員にお話しすると思って聞いてください」と。
当然、聞く姿勢が変わってきます。
テーマを持つ、あるいはアウトプットすることを
想定して読むと
インプットがスムーズに進みますね。
アウトプットの中には、表現するとか、レポートにまとめるとか、
それだけでも違ってきます。 ぜひ、参考になさってくださいね。
望月俊孝
望月 俊孝
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