今すぐ、自分の旗を掲げよう!
といわれても、すぐにはできない事情もあるし、
時間的な余裕もない――
そういう人も多いと思います。
でも、一から十まで完璧に準備ができることを待っていては、
いつまでたっても夢に向かって歩き始めることさえできません。
なぜなら目の前の障害が去ったとしても、
すぐに次の障害が現れるからです。
今すぐ、自分の旗を掲げよう!
といわれても、すぐにはできない事情もあるし、
時間的な余裕もない――
そういう人も多いと思います。
でも、一から十まで完璧に準備ができることを待っていては、
いつまでたっても夢に向かって歩き始めることさえできません。
なぜなら目の前の障害が去ったとしても、
すぐに次の障害が現れるからです。
その頃、上司から教えてもらったことの中に、
「旗をかかげる」ということがあります。
「これから3年以内に、講師として活躍し、
多くの方々に希望と勇気を与えることが私の夢(目標)です」
と朝礼のスピーチや自己紹介の場などで話すようになりました。
なぜ僕は、セミナー講師になりたいのか?
思いつくままにノートに書き出してみました。
「かっこよさそう」 「有名になりたい」
「お金持ちになりたい」 「尊敬されたい」
「成功の象徴、実力がついたという印となるから」
「もう終わってしまったからくよくよしても仕方ない」
と諦めて運を天に任せられればよいのですが、
なかなかそうはいきません。
思い悩んだ末に、ふと閃きました。
そうだ、今からもう一度、
自分の思いを手紙に託してみよう……。
パソコンはもちろん、ワープロなども
あまり普及していない時代のこと。
「才能と経験は基準に達してはいないかもしれません。
でも将来性と情熱をぜひ買ってください。
数ヶ月は給料も、休みもいりません。
私を試してください」――。
面接が終わって席を立つときに、
私は社長と部長の前で大見得をきりました。
押しかけ同然で面接をしていただいたセミナー会社。
その社長の講演を聴いてとても感動し、
毎日、教材のテープを聞いていたほどの、
あこがれの会社です。