宝地図を創る前に、夢のたな卸しをすることがあります。
その時に、ジャンル毎に夢を書き出していくことはよく行いますね。
例えば、仕事・家庭・教養・健康・経済・趣味・・・などと。
ここではもう一つの選択肢として、3つの夢のカテゴリーについて書きたいと思います。
それは『Haveの夢』
『Doの夢』
『Beの夢』です。
『Haveの夢』は具体的に手に入れたい夢ですね。多くの人がイメージしやすく、
宝地図や夢として掲げやすいものですね。
『Doの夢』とは、 『すること』『行動すること』による夢です。
典型的なものとしては『旅行する』とか『○○を体験する』と言ったものですね。
また一時的にすることではなく、
継続的・断続的にすることもしくは維持することや夢もあります。
それもここに入ります。
多少時間がかかったり、努力が必要だったりしますが、
人生を変える大きなインパクトを持つことがあります。
そして『Beの夢』-『あること』『なること』『存在すること』の夢とは、
例えば、『○○な性格・性質になる』『資質・能力を身につける』
『○○というセルフ・イメージを身につける』
『○○な感情を味わう。(ex.幸せになる)』などです。
これは『Haveの夢』や『Doの夢』と違って、
どうなったら実現したのか? が明確になりにくく、
本人にしかわからない面もあります。
厳密に3つのどれかに割り振ることができない夢や目標もあります。
複数の複合的な夢であったり、個人の枠を超えた夢などもありますが、
この視点からあなたの夢を探ってみてください。
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さて、ところでこの『Have・Do・Be』に関連して、
夢実現の2つの流れをご紹介したいと思います。
私たちは、一般的に『Do→Have→Beの流れ』で夢を実現することを意識します。
一生懸命働いて・努力して・行動して・働きかけて・頑張って(Do)、
目標としていた物・ターゲットを手に入れて(Have)、満足する、
幸せという状態になる(Be) という生き方や夢の実現の仕方を選びます。
中には、働いて・行動して(Do)、目標や物を手に入れ(Have)、
また働いて(Do)、手に入れて(Have)という生き方をして、
いつまでたっても満足したり、幸せを感じる(Be)ことを先延ばししてしまうことがあります。
また、働いて(Do)、行動して(Do)、さらに頑張って(Do)、
努力して(Do)、ようやく少しだけ手に入れて(Have)、
まだまだこれでは足らない、
満足できないと、また働いて・行動して・さらに頑張って・もっと奮闘努力して(Do・Do・Do)、、、
という循環を繰り返していることもあります。
でも、本当に欲しいのは、満足した状態、幸せな状態(Be)とその感情であることが多いのです。
それを求めて、その象徴である何かを得ることに向けて、頑張っていることが多いのです。
それに気づかないで、頑張って努力しても報われない気分に陥ることがよくあります。
その結果、セルフ・イメージの低下を招いたり、無力感を味わったり、
目標を達成したって意味がない、と言った気持ちになりがちです。
ですから、少しでも成果を上げている点、進歩している点を認めてあげて、
褒めてあげる、祝福してあげることが大事になります。するとそこで初めて、
満足感、達成感を味わうことができるからです。
そんな時に、宝地図の視点からは、
もうそれが手に入って満足している、幸せな状態、ワクワクした状態になり(Be)、
そういう気持ちになった状態から行動する(Do)、そうすればスムーズな流れがやっててき、
思いのほか、カンタンに手に入る、(Have)という『Be→Do→Haveの流れ』で夢が実現していきます。
すると手に入った(Have)ものを十分に楽しんで活用し、
感謝のうちに幸せや満足感を感じることができて、
さらなる『Be→Do→Have』の善循環が起こります。
そんな夢の実現の仕方、生き方も【宝地図】では提唱しています。
望月 俊孝
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