こんにちは。
望月俊孝です。
以前,ある懇親会でこう言われたことがあります。
『よくいろいろな活動をしていながら、毎日、文章を書けますね。
そして何より、本を書くことができますね』
こう言われた私は次のように申し上げました。
多くの方が夢として 『本を出版し、ベストセラーにすることです』などと言います。
しかし、その道のりは遠く、険しく感じます。
そんな中、facebookもブログもメルマガもない時代。
つまり多くの人が文章を書く習慣がない時代。
そして書いたとしても本にならない限り 誰も読んでくれない時代によく本を書けたものだと 思われます。
それは『たまたま、連載を持てたこと』 そして『まずは小冊子を書くことを目標としたこと』
が大きかったですね。
一気に200ページくらいの本を書くとなると思うと 1ページあたり平均400文字として、
80,000文字を書かなければならない・・・・
これはハードルが高いですね。
でも小冊子ならば、、、、そこまででなくてもすむのです。
さて、20年前、 僕はそれまで年中無休に近い形で働いていたセミナー会社の
オフィス・マネージャーの職から突然、リストラされました。
いきなりの無職。 しかも借金は数千万円。
子供は生まれたばかりで、2ヶ月病院生活から戻ったばかり、
ピアノ教室を行い、家計を支えてくれていた妻もさすがに育児でリタイヤ。
心の準備も、お金の準備も、 具体的な独立の準備も全くしていないところでのスタート。
『憧れのセミナー講師。著者の道はもうあきらめる時に来たな~。
多くの人に夢を与え、貢献できる可能性のある仕事も 実を結ぶ前に終わりだな~。
夢だけでは一家3人、とても生きていけない』
って毎日、頭をよぎっていました。
でももう一度だけ最後のチャレンジをしよう
と妻にお願いし、自分の中で 『半年で結果が出なければ諦めよう』と決めていました。
そうなると必死になります。