こんにちは
望月俊孝です。
本日は「頭が良い人が集まる職種は?」を投稿しました。
私なら、真っ先に「将棋の棋士」が頭に浮かびます。
と言うのは理由があります。 (異論もあるでしょうが、、、)
米長邦雄(元)名人が生まれ育った隣町の出身と言うことも あって、
よくこんな逸話を小さい頃、聞いていたからです。
米長名人のお兄さんは、 それぞれ秀才で東大を卒業しています。
その秀才のお兄さんを評して、米長名人。
「兄は頭が悪いので東大に入った」
と放言(?)して憚らないのです。
つまり、もっと頭が良ければ「将棋の棋士」になった、 というのです。
そんな話を私が通っていた英語塾の先生(米長兄弟も通った?)
もおっしゃっていました。
さてさて、そのような優秀な人が集まる将棋の世界。
その中でも超一流の名人まで駆け上がる人と
そこまでなかなか届かない人の違いは何でしょうか?
一般から言ったら、皆、スゴイ天才ですが。
それは、、、、
『失敗から立ち直る力』だと言う人がいます。
そう言う大山康晴元名人の逸話。
天才や神様でも失敗はする。
大山名人と言えども、、、、。
失敗すると、席を立って、トイレにいったり、顔を洗ったり。
そして席に戻って、盤面を見ては思うそうです。
『誰が指してるんだろう、この手。下手だなあ。
まあ、仕方がない。 私、名人がこれから指し直して、
盛り返してあげましょう』と、、、。
失敗は『もう取り返しがきかない』と 過去を悔やむためのものではありません。
たとえ形勢不利だとしても、 今ここから、そしてこれから何ができるのか?
挽回不可能に見えても立ち直る力があるのか? それが問われているのです。
敗者復活戦に再び挑戦するほど本氣なのか? が問われているのです。
最悪の状況に遭遇して、もう取り返しがきかない、 人生を浪費してしまった、、、
そのように見えても、ご安心ください。
片側にだけ振れ続けている振り子はありません。
大きく片側に振れていれば、いるほど、
それだけ大きく勢いよく逆側にやがて戻ってきますよ。
望月 俊孝
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