ステップ4は、夢を明確にするために期限、条件といった、写真では説明できない部分を文字で補うステップです。『夢に日付を! ~夢実現の手帳術~』の著者でもあり、居酒屋和民等のワタミフードサービス創業者としても有名な渡邉美樹さんを初めとして多くの成功者が大切にしていることが『夢を予定にする』ということです。
ここでは「SMARTの原則」をご紹介しましょう。私が友人としても経営コンサルタントとしても尊敬している神田昌典先生から教わった目標設定の方法です。(参考図書:「非常識な成功法則」フォレスト出版 神田昌典著)
SMARTとは
S(Specific)具体的である
M(Measurable)計測ができる
A(Agreed upon)同意している
R(Realistic)現実的である
T(Timely)期日が明確
と言うことです。
あなたがヨーロッパ旅行をしたい、そしてそのイメージを貼っているとしましょう。
その場合、例えば
S(Specific)具体的である(ヨーロッパとは何カ国に行くの?)
M(Measurable)計測ができる(費用はどのくらいで、滞在日数は何日以上?)
A(Agreed upon)同意している(この旅行は心から行きたいものか?)
R(Realistic)現実的である(このぐらいの費用は十分稼げるし、会社も休める)
T(Timely)期日が明確(2007年3月30日までに)
それ以外にも条件はないか、調べて記入します。誰と行くのか? どの時期がベストなのか? そのためには何を準備したら、よいか?等。その中から絶対必要なことを【宝地図】に文字で記入すると良いでしょう。特に期限は必ず書きましょう。尚、【宝地図】の場合はあなたの限界を広げる役目もしますので、現実的である部分については多少大目に見てもかまいません。
また、期日を明確にすることは抵抗を感じたり、「とても無理だ!」と感じてしまうかもしれません。それでも、「2007年7月7日、○○の夢を実現しました。ありがとう」と夢が実現する日(期限)と、感謝の言葉を書き込んでみてください。
慣れない内は期日の立て方がよくわからず、無茶な数字を書いてしまったり、うっかり忘れてしまったり、怖くて書けなかったりするかもしれませんが、これも慣れていくとドンドン夢をかなえるパワーになります。
夢は、実現したときのイメージを持つとワクワクする予定になります。実現したときの言葉を書くと、心は未来に飛んでいってあなたの幸せな未来を見てくるのです。それが夢実現の大きなパワーとなります。ちょっと恐れ多いかもしれませんが、夢の期限は「来年3月30日までに」と書くより、はっきりと「2007年3月30日までに」と明記してみてください。